2018/04/14
1998年に放送されたシーズン3については、全43話中、殺人が発生しない回は15話ありました。年によって数にバラツキがあるようですね、治安が戻ってよかったです。
※全シーズン分をまとめようとしましたが、思ったよりも数が多かったのでシーズン毎に分けてみました。
※ほのぼの度は完全なる主観です。
■シーズン3
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目次
第86話:誘拐現場特定事件
(ほのぼの度★★★★☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・少年探偵団
あらすじ
ワイドバンドレシーバーを周辺電波で受信していると、偶然誘拐犯の脅迫電話を聞いてしまったコナンたち。レシーバーの受信範囲は1キロ圏内であることから、犯人を見つけ出そうと息巻く探偵団。蘭の空手の試合に行く予定のコナンだったが、仕方なく付きあうことに。レシーバーから聞こえてくる情報をもとに、犯人の居場所を見つけ出し、蘭の試合に間に合うことができるのか…!
ひとこと
ワイドバンドレシーバー…まったく聞いた事がない代物です。なむろあみえさんの電話を聞こうと叫ぶ元太、なむろさんファンなんですね(※注:安室ではありません)。犯人の、誘拐した娘の父親への要求が結構心にくる内容なのですが、娘のために心を捨てて応じる父親…泣けますね。そして歩美ちゃんは小1ながら、周辺高校の制服事情をすでに心得てます。まだ9年後だぜ…。マッハで事件を解決するも、結局蘭の空手の試合に間に合わないコナン。ご愁傷様です。
第91話:強盗犯人入院事件
(ほのぼの度★★★★★)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・少年探偵団・毛利小五郎
あらすじ
階段から転げ落ち、骨折した小五郎のお見舞いにやってきたコナン達。強盗事件の被害にあった銀行の行員の父親が同室で、皆で犯人の推理をする。実はもう一人の同室の男性が、強盗団の容疑者の一人であり、目暮警部を含め多くの警官たちが病院内をうろついていた。コナンは、行員の挙動不審な様子から、娘が向かいのデパートで人質に取られ、小五郎と同室の容疑者を殺せと脅されていると確信する。コナン犯人全てを洗い出し、行員と人質に取られている娘を救い出すことができるのか…!
ひとこと
カラオケ映像に出てくるお話ですね、私は夏の幻をよく歌うのですが、この回が割とループで流れます。勤め先の銀行に強盗団に押し入られただけでなく、殺人を強いられ、娘まで攫われて…なんてかわいそうな人!もう絶望ですね。しかし、救世主コナン、全てを一瞬で片づけてしまいます(いつの間に推理していたのかと思うほど)。少年探偵団も少しだけお手伝いします。しかしまぁ、とっさに警官に変装し、目暮警部を騙せるほどの仲間がいるのなら、もっといい方法はなかったのでしょうか。そして高木刑事がイケメンです。若いです。小五郎の「コブラツイストだぁ!」がめっちゃ好きです。
第100話/101話:初恋の人思い出事件
(ほのぼの度★★★★☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・鈴木園子
あらすじ
工藤家の掃除をしていた蘭と園子とコナン。そこへ、蘭たちの中学時代の先輩・内田麻美が、自身の所属する推理研究会主催の誕生パーティに新一を招待したいと尋ねてきた。結局、新一の代わりに、園子・小五郎・コナンがパーティに参加することになった。パーティでの麻美の才色兼備ぶりを目の当たりにし、尊敬する蘭。その晩、眠ってしまった麻美を残して全員でカラオケに行っている間、別荘が火事になってします!コナン達は別荘に残った麻美を助け出し、彼女を殺そうとした犯人を突き止める事ができるのか…!
ひとこと
あらすじではどう書けばいいのか分からなかった…。タイトルにもある通り、新一と蘭の初恋。ではなく、麻美先輩の初恋。いや、誰の初恋なんでしょう。プロサッカー選手脅迫事件の時の鬼嫁蘭はどこへやら、今回の蘭は落ち込み蘭です。それにしても、麻美先輩がやり手すぎる…!唯一攻略できなかったのが恋愛だったらしいのですが、あなたならどうにでもなるよ、麻美!ラストシーンはもう萌え萌えなのですが、蘭の天然っぷりがまたいい味出してます。
第104話/105話:盗賊団謎の洋館事件
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎
あらすじ
中村操(なかむらみさお)という人物から依頼を受けた小五郎。その内容とは、時計職人だった祖父から譲り受けた洋館で不思議な出来事が続き、さらには誰かに覗かれている気配がするので調査してほしいというものだった。洋館に到着し、依頼人は女性だと予想していた小五郎は意気揚々と扉をノックするが、出迎えたのは2人の男兄弟だった。がっかりしつつも、動物の置物や時計だらけの館内の調査を開始する。そうして11時を迎えたとき、すべてのデジタル時計が鳴りだした。コナンは、そんな奇妙な館に隠された謎を時、男たちの怪しい動きの理由を突き止める事ができるのか…!
ひとこと
一部トラウマでもある今回の事件。印象に残っている方も多いんではないでしょうか。時計だらけの館に怪しげな二人組、扉の穴から見えた人間の目…!きゃー!!なんて。依頼人は寂しがりやの女性だと予想し、意気揚々と依頼人の元へ向かう小五郎が、予想に反して依頼人は男だとわかった時のテンションの下がり具合があからさまです。分かりやすいおっちゃん、好きです。そして犬種に詳しい小五郎、意外と博識です。
第107話/108話:モグラ星人謎の事件
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・少年探偵団
あらすじ
立入禁止の建築現場で野球をして遊んでいたコナンたち。あやまって隣の洋館にボールを入れてしまい、取らせてもらおうと頼みに行くが、主人の綿貫義一に追い返されてしまう。しかたなく毛利探偵事務所に戻ると、綿貫に妹を殺され庭に埋められたと相談にやってきた、仮面ヤイバーに出てくるモグラ星人そっくりの男が依頼にやってきた。人の庭に入るのは違法行為だと依頼を受けなかった小五郎に激怒し、出ていった依頼人・幸田。その後の幸田の奇妙な行動が気になるコナンと少年探偵団。幸田の意図することとは…!?
ひとこと
少年探偵団に無理やり付き合わされるコナン。冒頭にサッカーがしたいとぼやいています。なんだかんだつき合う事になるが、頑固おやじ宅の庭にボールを入れてしまい、びびる元太に代わって事情を説明するコナン。否応なしに追い返され、文句を垂れる元太たちに、立入禁止区域で野球をやっていた自分たちが悪いと、諫めるコナン。なんて大人なんだ…精神年齢60歳かよ。そして一度は依頼を受けることを拒否したものの、ちゃんと裏で調査を進める小五郎、マーベラス。無賃労働が好きなのか、クセなのか。いずれにしても人格者である。
第109話:探偵団大追跡事件
(ほのぼの度★★★★☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・少年探偵団
あらすじ
歩美をひいて逃げた赤いスポーツカーを追うコナンたち、その車はカーブの度に停車し、まるでコナンたちが追いつくのを待っているかのよう。しかし、休業中の工場の前で車を見失ってしまった。しかし、直後に姿を現し、そのまま交番に乗り付けてコナンの目の前で自首をする犯人。その後、車を見失った工場で殺人が発生していたと知る。ひき逃げ事件と殺人事件、同じ時間に起こった二つの事件に関連はあるのか…!
ひとこと
冒頭から強盗犯を追跡するシーンで始まります。この頃には、「しょーねんたんてーだん、だいしょーり!」の名言が定着してますね。そして今回も出ます、スケボー3人乗りと、肥大化したスケボー。きっと伸縮性があるスケボーなんでしょう(ちなみに、3人乗りの際はコナンの後ろに元太、元太におぶられる光彦がデフォルトのようです)。警部たちの服装を見ても、季節は夏なのですが、年がら年中ジャケットを着ているコナン、暑くはないのでしょうか(今更な疑問)。
第112話:帝丹小7不思議事件
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・少年探偵団
あらすじ
コナンたちの通う帝丹小に、夜になると不思議なことが起きると噂されていた。歩美も、夜の教室で白いマスクをつけた不気味な人物を見たという。教頭に相談したところ、その後学校に出てこなくなった事におびえている。不審に思ったコナンが別の教師に教頭の事を尋ねたところ、何も知らないという。その様子に何かを隠していると確信したコナンたちは、夜の学校に忍び込み、真相を突き止めようとする…!
ひとこと
きっかけは夜の学校に忍び込んだ歩美ちゃんに起こった出来事です。誰よりも早く学校を出ていた身からすると、夜の学校なんてありえません。そして少年探偵団総出で夜の学校に忍び込むことにしたが、3人を置いて結局一人で調査しようとするコナン。そんなコナンの態度に、校舎の窓を割ってでも後に続こうとする少年探偵団の根性が素晴らしいです。そりゃあコナンも根負けしますわな。この回で初登場する小林先生、今後徐々に活躍の場を広げていくのですが、なんと灰原さんよりも登場が先なのですね。途中で警備員が登場するのですが、私立なのでしょうか?それとも都会の学校には警備員がいるのでしょうか。田舎者には分りません。事件という事件は発生しないのですが、夜の学校が舞台なので…まあまあのほのぼの度です。
第114話/115話:スキューバダイビング殺人事件
(ほのぼの度★★★★★)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・妃英理
あらすじ
蘭は父・小五郎と別居中の母・妃英理を別々に伊豆のホテルに誘う。現地で鉢合わせした両親は早速大喧嘩を始めるが、なんだかんだで共にバカンスを過ごすことに。しかし、雰囲気は最悪。そんな時、小五郎が知り合ったダイビングサークルの女子大生が海でおぼれ、仲間が救助する。ウミヘビに噛まれていた彼女は意識不明の状態で病院に運ばれる。事故でなく計画的な殺人だと見抜いたコナンは、犯人を突き止める事ができるのか…!
ひとこと
大好きな回です。なぜなら、小五郎&英理の夫婦喧嘩祭りだからです。この回は特に名シーンが多いです。場を一生懸命取り持とうとする蘭をよそに、すぐに険悪ムードに方向修正する小五郎と英理がたまらないです。コナンでは役に立ちそうで披露する場がない情報を得る事ができるのですが、今回は、毒を中和するにはタンニン(お茶の成分)がいいのだと学びました。もちろん披露する機会は今のところありません。あとはチャラい感じのゲストキャラが登場するのですが、この人がなんだかいいキャラしてます。小学生(コナン)に向かって自分の恋を暴露し、直後に「オレはガキに向かって何を話してるんだ」と照れているところがかわいいです。
第116話/117話:ミステリー作家失踪事件
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・服部平次
あらすじ
毛利探偵事務所に人気推理小説かの新名任太郎の娘が訪ねてきた。彼女によると、父・新名任太郎は、母とともに2か月前から連絡もなく行方不明で、原稿だけが編集部に送られてくるという。小五郎たちは、毎週土曜の午前0時に原稿が送られてくるというその編集部に向かう。これまで送られてきた原稿には不審な点が多く、コナンはそれが新名任太郎からのメッセージが隠されていると確信する。コナンはそのメッセージを解き、新名夫妻の居場所を突き止める事ができるのか…!
ひとこと
冒頭は毛利親子(+コナン)のとある夕食シーンではじまります。これがこの上なくほのぼのしてます。コナンは世にも平和な毛利親子喧嘩を目の前で見て、「平和だね~」とつぶやいてます。そして夕食中に訪れた美人の依頼人、気だるそうに追い払うよう蘭に指示するも、美女だと知った途端に豹変する小五郎。相変わらずぶれないですね。メインキャラに服部平次の名も載せましたが、実際は電話で会話するのみのチョイ約です。むしろ何故に服部が出てきた?と思う程度です。久々に出したろかーって思ったのでしょうか、わかりません。
第123話:お天気お姉さん誘拐事件
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・少年探偵団
あらすじ
小五郎が不在の間に、探偵事務所の留守電に入っていたメッセージを聞き、電話の主であるお天気お姉さん・浅野亜紀に会いにテレビ局にやってきたコナンたち。亜紀はコナンの番号を控え、仕事を頼みたい時に連絡すると約束したのだが、誰かに電話で呼び出された後行方不明となった。その後、コナンのポケベルに謎の数字が次々と表示され、コナンはそれが亜紀からのメッセージだと確信する。メッセージを解読し、コナンたちは亜紀の居場所を突き止める事ができるのか…!
ひとこと
ポケベル…。今の若い子は存在を知っているのでしょうか。私は小学校に入ったくらいでしょうか、何かの懸賞でポケベル当たり、そのままいとこにあげました。というわけで、一度も手にしたことがなく、原理も全くわかりません。なので今回の話はいまいち理解できなかったのですが…どうなんでしょう。あとはテレビ局に子供たちで入れる場所なのがすごいですね、少年探偵団はどれだけ事件を欲しているんでしょうか。小五郎宛の仕事を奪い取ってまで事件を欲していたようです。この子たちの親はどう思ってるんでしょう、私が親だったらお願いだからコナン君と一緒に遊ばないでって言いそう…だっておそらく日本で一番死体と…いや、この話はやめなしょう。