2018/04/14
FILE
File.7 暗号表入!!
File.8 暗号解読のABC
File.9 答ともうひとつの答
File.10 光る魚の正体
メインキャラ
江戸川コナン/毛利蘭/毛利小五郎/小嶋元太/円谷光彦/吉田歩美/目暮警部
ゲストキャラ
ディノ・カパネ/イタリアの強盗団A・B・C
場所
米花市内各所
ストーリー
東都タワーで、暗号と説くと仮面ヤイバーの人形がもらえるというイベントが行われていた。コナンにより暗号は解かれ、仮面ヤイバー人形を手にし、袋に入れていたた歩美だが、トイレに行っている間に別の袋とすり替わっていた。中を確認すると地図や望遠鏡と一緒に妙な図形が書かれた紙が入っていた。
やがてその袋の持ち主が現れ、歩美の仮面ヤイバーが戻ってきた。その間に元太はこっそり例の紙切れをくすねており、それが宝のありかを示す宝の地図だと盛り上がり、翌日宝探しに出かける。
一方街では、日本で捕まったイタリアの強盗団のボスであるディノ・カパネの仲間は依然逃走中であり、彼らが奪ったメイプルリーフ金貨1万5千枚の所在も未だ知れないとのニュースが流れていた…。
注目ポイント
・巷では「バカ犯人№1」という至極ありがたくない称号をもらっていると噂の犯人
感想
『今はまだ…正体をバラせないんだ…でもいつか…いつか、きっと…』
前回のうっかり真相を話しそうになったコナンですが、蘭ねぇちゃんは忘れていませんでした。今さながら(やべっ…)と慌てるコナンですが、ヤイバーのイベントにやってきていたということもあり、「実はヤイバーなのだ!」といってごまかします。結局誤魔化せたのが幸いです。
そして今回の犯人ですが、袋と取り違える事から始まり、一番大事な暗号の髪を小学生にくすねられ、改めて確認にやってきたものの蘭ねぇちゃんの空手にすごすごと退散し、コナンを中心に順調に謎解きを進める子供の後をつけてその様子をしめしめと見守り、どうやらたどり着いたものの頭上の宝に気づかず、探偵団の奇策にやられるという何ともおばかさんです。探偵団初の直接対決がこんな犯人で逆に良かったですね(前回の幽霊屋敷事件は実質コナンVS犯人だったので)。
コナンがこの奇妙な紙切れをマジの宝の地図だと信じたきっかけになった”ORO”という文字ですが、イタリア語で”金”を意味する単語でした。さすがに天才小学生でもイタリア語までは網羅していなかったようですね。
当時コナンおよび少年探偵団と同世代の筆者でしたが、とても人気の回でした。
▼結局ホームズでなくても褒められるとそれなりに嬉しいコナン
▼少年探偵団、蘭に初対面
▼やっぱり忘れないラブコメの挿入
▼今回の暗号
▼強盗団所属のくせに気の弱い犯人
▼しっれとくすねるというキッド顔負けのスリ技術を見せつけた元太
▼小学1年生にしてショートコントを完成させています
▼ゴールが見えてコナンらしからぬゲスな表情を見せる
▼そして悟ったコナン(これくらいの頭身が個人的に好きです)
▼登場2回目にしてもうコナンにぞっこんの歩美ちゃん
画像引用元:名探偵コナン4巻