2018/04/14
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目次
■シーズン10
第384話:標的(ターゲット)は毛利小五郎
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・目暮警部・佐藤刑事・高木刑事
あらすじ
酔っぱらった小五郎がバーから家に帰る途中の工事現場で、頭上に数本の鉄パイプが落ちてきた。その後、携帯電話に「次は失敗しない、今度こそお前を殺す…」というメールが入る。小五郎に恨みを持つ何者かの犯行を疑っていた所、携帯と上着が他人の物であることに気づく。
ひとこと
小五郎危うし!と思いきや、犯人が本来のターゲットと小五郎を間違えてしまったというもの。それでも犯人は小五郎がターゲットだと思い込んでいると心配する蘭をよそに、自分は間違われただけと余裕のよっちゃんです。さすが元刑事、タフですね。警護を付けるという目暮警部の申し出をきっぱり断る小五郎。それがもうかっこいいのなんのって。
第390話/391話:本庁の刑事恋物語6
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・佐藤刑事・高木刑事・千葉刑事
あらすじ
本庁では、高木刑事が鳥取に派遣されるという噂で持ち切りだった。それに対し、全く反応を見せない佐藤刑事の姿を見せ、落ち込む高木刑事だった。そんな時、同僚の千葉刑事の部屋に居候する男性が容疑者となる殺人事件が発生する。自身の無罪を主張する容疑者と、そのアリバイを主張する千葉刑事。そこへ、犯行時間に容疑者を目撃したコナンたちがやってくる…。
ひとこと
殺人の描写はありませんのでほのぼの回ということで。恋物語シリーズも6まできましたね。しっかりと恋人同士となった高木&佐藤刑事ですが、そこに舞い込んだ悲報…それはまさかの出向というか、地方(鳥取)への派遣でした。それに喜びを隠せないのが1課の面々と白鳥刑事、異動の前にケリをつけようとする高木刑事と、不思議とまったく動じていない佐藤刑事です。そんな中、事件が発生し、そわそわ心ここにあらず状態で事件の調査を開始する高木刑事です。結局、佐藤刑事は心配でたまらなかったのですが、派遣する高木とは高木渉でない別の高木刑事でしたというオチです。よかったね、高木刑事♡最後の高木刑事を励ます灰原さんがツボです。
第400話:疑惑を持った蘭
(ほのぼの度★★★★★)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・工藤新一
あらすじ
蘭は新一宛にメールを送信した途端にコナンの携帯がメールを受信したことをきっかけに、コナンはやはり新一なのではないかと疑う。コナンの携帯を手に取り、受信したメールが自分が送信したものかどうかを確認しようとしたのだが、ロックがかかっていて確認することができない。4桁の暗証番号を是が非でも突き止めようと、新一に関する番号は何かと推理を巡らす…。
ひとこと
398話での出来事をきっかけに、その後起こった事件(398-399話)の間中ずっとコナンの動向を監視しています(面白いので是非見てみてください)。どうみても怪しい…そう結論付け、コナンの携帯を拝借するに至りました。もしかして…と自分の誕生日を入力するあたり、乙女です(見事に裏切られますが)。その後、全通り撃ち込もうとするも、2000番台で断念し、おとなしく推理する方向へシフトします。なんと最終的にロック解除に成功するのですが、その番号は…。ほのぼのとラブラブ回です。
第403話/404話:不思議な天使の館
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団
あらすじ
帝丹小学校のコナンたちの同級生・松中ユリコが少年探偵団へ依頼にやってきた。彼女によると、曾祖父・伊勢川剛三が残した謎を解いたものに遺産の相続をさせるという遺言のもと、相続権の高いものから順にその謎解きの挑戦権を与えられているという。そこで17番目の挑戦者としてユリコの番がやってきたと、時計と名乗る男性に告げられ、少年探偵団に協力を依頼してはと彼に助言されたそう。それを聞いた少年探偵団は、ユリコと突如現れた時計と共に、剛三氏の住んでいた天使の館へと向かう。
ひとこと
時計さんが、なんだか色気があってかっこいいというか、美しいです。そんなことは置いといて、からくり屋敷での冒険謎解き物語です。この手のストーリーはこれまでも何度かありましたが、今回は同級生(隣のクラス)の依頼で、共に謎を解くユリコという女の子の存在がこれまでと異なる部分ですかね。登場人物のほとんどが子供な割に、ほのぼの感は薄い気もしますが、なかなかいい話です。
第409話/410話:同時進行舞台と誘拐
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・少年探偵団・毛利蘭・鈴木園子・毛利小五郎・高木刑事・目暮警部
あらすじ
蘭たちの同級生でもある伊藤玉之助が座長を務める旅芝居一座の公園に出演することになったコナンと少年探偵団。稽古中、かぐや姫を演じる片岡れんげの父がやってきて、彼女を連れ去ってしまった。玉之助は彼女が戻ってくる事を信じて稽古に励むも、とうとう初日の朝になる。玉之助はコナン、蘭とともにれんげを迎えに片岡邸に向かうと、そこには目暮警部たちが待機していた。れんげは昨夜から消息がつかめず、身代金目当ての誘拐事件に巻き込まれていたと知る…。
ひとこと
コナンの登場シーンには驚愕しました。アニメオリジナルシリーズである旅芝居一座と玉之助さんですが、玉之助さんは割と好きなキャラクターです。初登場時は優しくも頼りない存在の彼でしたが、今回はかなり頼もしい存在に成長しているようです。後に資産家令嬢のれんげちゃん(蘭ねぇちゃん似)が誘拐事件に巻き込まれていると知るのですが、コナンが高木刑事の姿をみたときのこれ以上なくわざとらしい「あれれ~高木刑事…」が面白いです。
第411話/412話:神社鳥居ビックリ暗号
(ほのぼの度★★★★☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・阿笠博士・毛利蘭・鈴木園子
あらすじ
博士に連れられ、昆虫採集にやってきたコナン、灰原と少年探偵団たち。なかなか昆虫を見つける事が出来ずない子供たちに対し、博士はお宝を用意したと言って「マルムシニテント」と書かれた紙を見せ、この暗号を解けば宝のありかが分かるという。珍しく暗号が解けないコナンが考え込んでいるところに、園子と海へ行っていた蘭から連絡が入る。蘭によると、同じホテルに泊まっていた男性が殺害され、自分たちも犯人に襲われたと助けを求めてきた…。
ひとこと
珍しく暗号が解けないコナンを、嬉しそうに眺める博士と灰原。そしてしまいには探偵団たちにまでちょっとばかしバカにされているコナン、貴重です(そのときの光彦の笑い方がもう…笑)。さらに、別の場所で事件に巻き込まれた蘭と園子ですが、ギャグ演出にも笑えます。園子の底なしの明るさにはもう元気をもらいますね。殺人自体は別の場所で発生してはいるのですが、焦点は暗号・謎解きですのでほのぼの回としました。
第414話:青い鳥を追う探偵団
(ほのぼの度★★★★☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団
あらすじ
コナン達は、帝丹小学校の同級生である紺野由香の家へ、インコのチッチを見にやってきたのだが、誰もいないはずの家から由香の母の友人である坂口慎也が出てきた。家中の窓や戸を全開にしていた慎也に対し、由香は彼のその行動だけでなく、慎也の存在を良く思っていない様子だった。さらに、チッチが小さくなっていることと、問いかけに返事をしないのはおかしいと言う。灰原は、慎也がチッチを逃がしてしまい、新しいインコを買ったうえでチッチが戻ってこれるように家中の窓や戸を開けていたのではと疑う。それを聞いた元太、歩美、光彦は3人だけで近くのペットショップへ事情を聴きに行くことに…。
ひとこと
元太、歩美、光彦の早とちり回なのですが、正直私も結構騙されました(わたくし、謎解きしないで視聴する派なので…基本的に犯人はわかりません)。実際はハートフルなストーリーなのですが、結局はコナンによりハッピーエンドがもたらされるという、元太たちにはちょっぴり同情してしまう気もします。お隣のクラスの由香ちゃん、お家がおしゃれです。
第418話:米花町グルニエの家
(ほのぼの度★★★★★)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・阿笠博士・工藤優作・工藤有希子
あらすじ
コナンたちは、探偵事務所の近くに建ったグルニエ付きの新築の家を見にやってきた。グルニエの天窓からは探偵事務所が見えるという近さだ。後日、70歳過ぎの老夫婦がその家を購入したと知って再び足を運ぶと、おじいさんが丁度外出するところだった。そこで顔を合わせた家主のおばあさんは、コナンたちを家に招き入れ、一人息子がこの近所に住んでいるのだと言う。夜、グルニエの家で見たおじいさんの様子がどうしても気になるコナン。そんなコナンの様子を隠し撮りする人物、それはグルニエの家に住む老夫婦だった…。
ひとこと
オープンハウスで待機する営業のおじさんを言いくるめる灰原さん。見学中はウキウキしていた子供たちも、家を出る時には口々に重箱の隅をつつくような発言をします。それを成約のためだと我慢する営業のおじさんが…悲しい。そしてお久しぶりのあの2人のご登場ですね。作中トップを争うわんぱくっぷりを毎回見せてくれるこの2人です。いつみても有希子さん美しい。優作さんの落ち着きのあるはしゃぎっぷりも結構好きです。
第421話/422話:イチョウ色の初恋
(ほのぼの度★★★★★)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・阿笠博士
あらすじ
コナンたちは阿笠博士に頼まれ、結婚式の招待状を探していた。コナンの推理によりあっという間に探し出せたが、40年前に博士が女の子にもらったというはがきも一緒に出てきた。それは10年ごとに思い出の場所での再会を約束するというものだったが、今日がまさにその約束の日であった。しかし、肝心の約束の場所がどうしても思い出せないまま40年が経過したという博士に対し、コナンははがきに書いてあった数字の羅列を指して思い出の場所を示す暗号だという…。
ひとこと
ほのぼの萌え回ですね。博士も人の子(アニメの子)ですから、初恋のひとつやふたつあるわけです。400話を超えて初の博士の恋愛回です。そしてなんだかんだ博士大好き少年探偵団の張り切りようと、謎を解いたときの「それだぁ~☆」がえらいかわいいです。40年前にたくされた暗号を解く回ですので、事件のじの字もありません。ここまで事件が関係しないのはなかなかないですよね、まさにほのぼのです。