2018/04/14
2003年に放送されたシーズン8ついては、全41話(再放送除く)中、殺人が発生しない回は11話ありました。お正月スペシャル回(304話)と、黒の組織との接触(309~311話)も一応殺人は発生しないのですが、ほのぼの回とは言い難く、また重要な回でもあるので、それはまた別の機会の紹介するとして、7話を紹介します。
※全シーズン分をまとめようとしましたが、思ったよりも数が多かったのでシーズン毎に分けてみました。
※ほのぼの度は完全なる主観です。
■シーズン8
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第312話/313話:夕日に染まった雛人形
(ほのぼの度★★★★☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団
あらすじ
歩美は、7段飾りの雛人形を何も見ずに並べられたら雛人形を譲るという歓野節子の家へ、コナンと探偵団たちを連れてやってきた。無事に並べることができ、節子から合格をもらい喜んでいたところ、同じマンションの住人・津曲水貴が骨董品鑑定士の三重芳春を連れて現れた。観野家の掛け軸「雷神」を売ってほしいというという津曲に、節子の夫の母・弥生が売る気はまったくないと断り追い返す。気を取り直して、歩美たちに甘酒をご馳走しようとするが、酒かすがない事に気づく。そこでコナンたちは酒かすを買いにでかけることに。間もなくしてマンションに戻ると、部屋の中は空き巣に荒らされ、掛け軸がなくなっていた…。
ひとこと
雛人形…懐かしいですね。我が家はお飾り程度にお内裏様とお雛様しかありませんでしたので、友人宅で立派なひな壇をみると興奮したものです、それなりに。今回の事件は雛人形が…と思いきや、盗まれたのは雛人形の後ろにかざってあった掛け軸です。そして今回は盗難事件ですので、見慣れない刑事さんが担当します。名前は百瀬だそうです。コナンは登場人物が多くて大変ですね、そのうち私と同じ名前の人がでてきそうです(今のところ姓も名前も同じ人物はいないです、残念ながら)。
第323話/324話:服部平次 絶体絶命
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・服部平次・遠山和葉
あらすじ
約束の時間になっても姿を見せない服部平次と遠山和葉。心配になったコナン達は、東京に着いたらに寄るつもりだと聞いていた楠川という探偵の事務所へ向かう。一方、薄暗い屋根裏部屋に監禁されている平次と和葉は、拳銃を持った犯人に数字とアルファベットが書かれた暗号を解くように脅されていた…。
ひとこと
巷ではいろいろと騒がれている今回の事件、平次が世間一般的にイケメンだと言われているのだと知る回でもありますね。前後編のほとんどを屋根裏の暗がりでのご登場となった大阪コンビ。もとから色黒の平次、もうほぼ黒です。大ピンチの状況で、バルス的なムードになるのですが、そこはやっぱり期待を裏切らない平次。それに毎回ドキドキされつつ、結局がっかりさせられる和葉ちゃんが毎回不憫ですね。コナンと平次、やっぱり最高のコンビです。このダブルカップルの前だとなんだか大人な小五郎もナイスです。
第342話:ハウステンボスの花嫁
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・鈴木園子
あらすじ
コナンと蘭は園子の誘いを受け、長崎のハウステンボスで行われる大賀財閥の跡継ぎ・大賀真哉の結婚式に出席するためにやってきた。新幹線で知り合った高橋純一という青年とハウステンボスで再開し、一緒に見物することになった。ギヤマンミュージアムを見学している際に、真哉の祖父・タエと姉・美華と顔を合わせる。純一がガラス職人だと知ったタエは、純一を夕食に誘い、さらには翌日の結婚式にも招待した。しかし、結婚式当日の新婦控室で、大賀家の家宝であるルビーの指輪がなくなる事件が発生。続いてあかねも姿を消してしまう。コナンたちは指輪とあかねを見つけ出そうと捜査を開始する…。
ひとこと
今回は1時間スペシャル、旅情ミステリーですが、珍しく小五郎は登場してません。お財閥のごたごたに巻き込まれたコナンたちですが、つくづくコナンの偏見のなさには関心しますね。そんなコナンのおかげで殺人は発生しないのですが、なんだか12話完結の最終回のようなほっこり具合です。次回はなにもなかったかのように物語は続いてますがね(灰原さん絶賛風をこじらせ中です)。
第343話/344話:コンビニの落とし穴
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・鈴木園子・灰原哀・阿笠博士・ジョディサンテミリオン
あらすじ
教師を辞めるジョディのお別れパーティを開くことになった蘭と園子。ジョディのマンションに行く前に、お菓子やジュースを買おうと、蘭達の中学時代の同級生・七川綾がバイトするコンビニへと向かう。そこでは、綾が店を閉める当番の日に限って店の売り上げ金が合わないと、店長に怒られている綾の姿があった。綾の無実を信じた蘭たちは、真犯人探しを開始する…。
ひとこと
冒頭は黒の組織にまつわるシーンから始まります。黒の組織回がはじまるのかとお思いきや、事件は直接は関係ありません(この後の回がスペシャルなので、そのための流れをつくってますね)。そして物語は蘭と園子のコンビなのですが、よーく見ると蘭の方が色白です。以前は園子の方が白いイメージだったのですが、気のせいだったようです。今回は探偵の登場はほとんどありません。隠れ推理クイーンの蘭ちゃんが、自力で事件を解決します。よくやった、蘭。