2018/04/14
FILE
File.1 割のいい尾行
File.2 完璧なアリバイ
File.3 写真は語る
メインキャラ
江戸川コナン/毛利蘭/毛利小五郎/阿笠博士/目暮十三
ゲストキャラ
根岸正樹/阿部豊
場所
赤鬼村 火祭/成田空港
ストーリー
阿笠博士の計らいで帝丹小学校の1年生として生活することになったコナン。下校途中、誰かを尾行中の小五郎に遭遇する。
小五郎は仕事が終わり、多額の報酬を手にして上機嫌。その依頼とは、三日間とある男を見張るというもので、報酬はなんと50万円であった。しかし、小五郎が尾行していた男が焼死体で発見されたとのニュースが流れる。その男こそ、小五郎が三日間尾行していた根岸正樹という男だった。
目暮警部によると、焼死した根岸正樹には5億円の生命保険がかけられ、受取人が根岸の友人の阿部豊だという。だが、小五郎に根岸の尾行を依頼した張本人がその阿部豊だった。小五郎は阿部の犯行を疑うも、阿部には完璧なアリバイがある。コナンたちは阿部のアリバイを崩そうと、捜査を開始する…。
注目ポイント
・帝丹小学校初登校(1年B組)
・キック力増強シューズ初登場
・被害者名「根岸正樹」の由来は青山先生のアシスタント
・「阿部豊」の名前の由来は漫画家の「阿部ゆたか」
感想
「ゲームだったんですよ…」
「アリバイが完璧なんだよ…しかもそのアリバイを証明させられたのが…このオレなんだよ!!」
「その腐ったノーテン、たたき直して…やるぜ!!!」
前回のヨーコ譲の事件が巷で小五郎の評判を上げたのか、小五郎に依頼が入っていたようです。しかし、その姿は素人そのもの。道端のゴミ箱に足をぶつけて、尾行中の男に不審がられる始末です。しかし、コナンの顔をみて蘭の小学校時代を思い出すほどのかすかな推理力(記憶力?)は確かにあります。
さて、人生で2度目の小学1年生としての生活が始まったコナン、転校初日のシーンから始まります。「江戸川コナン」と紹介する転校生に対し、「変な名前」と大笑いされます。この頃からキラキラネームの認識はあったようですね。だがしかしそれは本人も承知している事実なので勘弁してあげてください。ちなみに、少年探偵団はまだ描かれていません。昭和風なモブ小学生しかいません。
事件ですが、連載当時はなんだかよくわかりませんでした(今でもじっくり読まないと理解できない)。ただ、犯人がクズだというのはわかります。いっつも笑顔の糸目犯人です。この手の顔で、この顔の通りの本当に優しいキャラクターって珍しいですよね。のちに糸目代表の沖屋さんというスパースターが出て来ますが(何年後だ)。
※犯人の動機
阿部の経営する会社が3億円の負債を抱え、倒産寸前だったため
▼刑事時代、こうして数々の事件が迷宮入りになったんですね…
▼いかにも裏がある顔…
▼至近距離でコナンを鬼のような形相で見るおっちゃん
▼小五郎の必殺グリグリ
画像引用元:名探偵コナン2巻