2018/04/14
みなさんはhandy(ハンディ)という言葉を聞いたことありますか?筆者も今月実物を初めて目にしました。
とあるハイクラスホテルに滞在する機会があったのですが(滞在時間3時間ほど…泣)、その際に目にしたのがなんだかおしゃれなスマホです。「(なんだこれ…、レプリカか…?)」なんて思いつつ、手にすると、レプリカじゃない!ネットができる…!
てなわけでハンディがどういうものなのかをご紹介したいと思います。
handy(ハンディ)ってなに?
・無制限の国内と国際通話、無料インターネットアクセス
・目的地に特化されたコンテンツ
・ホテルが提供する商品やサービスの限定プロモーション
・外出先でのコンシェルジュサービス出典:https://www.handy.travel/ja
わかりますでしょうか?何が驚きかというと、”通話し放題”だという事ですね。インターネットなどはこれまでも貸し出しPCなんかで提供されていたサービスです。周辺情報やホテル情報はパンフレットが備え付けられていますよね。これらを一つのスマホにぎゅっと凝縮し、さらに通話もできるよ~というものです。
ありそうでなかったというか、ホテル側にとってみれば割とリスク(盗難など)もありますし、思い切ってますよね。リスク回避についてはホテル従業員でないので詳しく存じ上げませんが。東京都内のホテルに従事する知人によると、実際盗難が多発しているようです。みなさん、盗難は犯罪ですので気を付けてくださいね。しかも盗難してもきっと使えないと思います。
将来的には客室内の電話がなくなるなんて話も耳にします。このhandyが取って代わるのかもしれませんね。
handy(ハンディ)ってどう使うの?
実物をしっかり検証できればよかったのですが、なにしろ滞在時間が3時間だったもので…泣。かすかな記憶と調査を元に紹介していきたいと思います。
①利用開始時に「言語設定」「チェックアウト日」「滞在目的」を入力して利用開始
②客室内や外出先(旅先)で思う存分活用する
③客室の元あった場所に戻す
以上です。簡単ですね。もちろん使用するのに費用は発生しません。
handy(ハンディ)で何ができるの?
・国内の無料通話(無制限)
・一部の国と地域への無料国際電話
・インターネットアクセス(無制限)
・外出先(旅先)への持ち出し
・カメラ撮影
・地図アプリ連携
・周辺観光ガイドやクーポン情報
・Googleアカウント連携によるアプリダウンロード
・ホテル情報参照
handyはアンドロイドをベースとしているようね、iPhone民の私は文字入力に少々苦労しました。
通話についてですが、非通知設定となりますので友人や家族への電話の際は相手によっては出てくれないかも…?ですが、ビジネスで長期出張の際に家族と長電話もし放題です。「これから電話するよ~」なんて伝えてから電話するといいかもしれませんね。
インターネットですが、ドコモネットワークを採用しており、4G(LTE)接続での通信が可能です。
私はといえば、何度も言いますが滞在時間3時間(うち1時間は睡眠)でしたので、ちょろっと動画を見るくらいしか利用していません…。正直、国内旅行者にとっては超使える!というものではないかもしれません。…が、海外で見かけたらとても使えそうですね。
handy(ハンディ)ってどこに置いてあるの?
日本国内では既に約250拠点で導入されているようです(2018年2月時点)。首都圏だけで108拠点となり、今後さらに増えそうですね。世界ではアジア・ヨーロッパを中心に1200拠点以上(2018年2月時点)で導入されています。
日本では2017年7月に東京のロイヤルパークホテルで導入されたのが初めてだそうで、まだまだ日も浅いです。これから2020年の東京オリンピック開催に向けてどんどん広がっていくことでしょう。
もし滞在先で見つけたらいろいろいじってみてください!