2018/04/14
FILE
11巻 File.2 生放送中の死
11巻 File.3 幻の道
11巻 File.4 緊急推理ショー
テレビアニメ
シーズン1 第31話
メインキャラ
江戸川コナン/毛利蘭/毛利小五郎/目暮警部/鈴木園子/吉田歩美
ゲストキャラ
諏訪道彦/松尾貴史/永井亜矢子/沖野ヨーコ
場所
日売テレビ
ストーリー
日売テレビでは、生放送番組「日本まる見え探偵局」の収録中であった。ゲストとして出演していた小五郎と、観覧にやってきたコナンと蘭。1時間の生放送番組は無事に終えたのだが、その間に番組プロデューサーの諏訪がミーティングルームで拳銃により殺害される事件が発生する。
現場の状況から、犯人は部屋の入り口から入り、被害者を窓際に追い詰めて拳銃を乱射したのだと思われたのだが、犯人らしき人物を目撃した者はいなかった。しかし、番組中VTRが流れていた4分間に松尾がスタジオを抜け出すのをスタッフが見ていた。松尾を疑う小五郎たちだったが、9階のスタジオから諏訪が殺された4階の部屋までは往復6分以上かかるため犯行は不可能だと彼は主張する。依然松尾が犯人だと疑うコナンは4分以内で往復できる”幻の道”がどこかに隠されているのだと推理する…。
注目ポイント
・「天下一夜祭殺人事件」以来の倒錯ミステリ
・コナンファンにはおなじみ諏訪っちこと諏訪道彦プロデューサーご本人
・松尾貴史さんご本人役で登場
・蘭の方向音痴
感想
『やっぱり今日の番組のゲストに、あなたを招いたのは間違いでしたよ、毛利さん…』
好きポイントがちりばめられていて、全体的に見ても好きなストーリーです。まず、コミュ力大発動中の小五郎ですね。この人は緊張というものを知らないんでしょう。そして蘭ちゃんのごまかそうとして誤魔化しきれてない方向音痴。最後に目暮警部のカメラの前でのちょっとしたかっこつけです。
そして、コナンには珍しい倒錯ミステリ(犯人が最初に分かっている話)ですが、この代表は古畑任三郎シリーズですね。まさに同じような事件(桃井かおりさん回)がありましたね。テレビとラジオで違いはありますが。
こうして小五郎は全国区の人気を掴むのでしょう。
▼CMのあとは「下着ドロを捕まえろ」
▼これがのちに問題となります
▼いいスリーショットですね
▼部下(今泉)を走らせる上司(古畑)さながら
▼方向音痴蘭ちゃん
▼ぽっちゃりおじさんだって画面映りを気にします
画像引用元:名探偵コナン11巻
以下ネタバレ
犯人…松尾貴史
動機…実際は諏訪と2人で企画した「日本まる見え探偵局」の司会をおりたくなかったため。
トリック…実際は被害者がいた部屋ではなく、3階上の7階倉庫から撃っていた。被害者と電話しながら窓から顔を上にのぞかせるように仕向け、7階から階下の被害者を狙って撃ったのだった。被害者のいた部屋に残っていた弾痕は松尾があらかじめ残していたもの。
証拠…被害者を殺害したときに利用していた電話の電源を切ることを忘れていたため、リダイヤル昨日から犯行時刻に諏訪の携帯電話へかけていたことが判明した。