2018/04/14
FILE
10巻 File.6 熱いからだ
10巻 File.7 忍び寄る殺人鬼
10巻 File.8 もう一人の乗客
テレビアニメ
シーズン2 第50話
メインキャラ
江戸川コナン/毛利蘭/阿笠博士/小嶋元太/円谷光彦/吉田歩美/目暮警部
ゲストキャラ
津川秀治/玉田和男
場所
米花図書館
ストーリー
服部平次にもらった中国酒・パイカルの効き目が切れ、元の新一の姿からコナンへと再び戻ってしまった。もう一度パイカルの効果を試そうとしたところ、蘭に見つかって取り上げられてしまう。そんな時、少年探偵団の3人がやってきて、コナンの読書感想文の手伝いのために図書館に行こうと誘ってきた。コナンは、高校生である工藤新一の姿に戻ったら、元太たちとこうして過ごすこともなくなるのだと思い、付き合う事に。
米花図書館3階の児童書コーナーで本を探しているコナンだったが、イビツの本の並べ方に疑問を持つ。しかし、子供が出し入れするせいだと考えていると、ふと段ボールに入った輸入本を目にする。それらはケースに逆に入れられ、ビニールコーティングされていたのだが、そこへやってきた図書館の館長である津川秀治に子供の見るものじゃないと咎められる。
そこへ、目暮警部たちがやってきたのだが、興味をもったコナンたちはエレベーターに乗って下に降りようとする。しかし、定員7名のエレベーターに、コナンと少年探偵団を含め8人が乗り、定員オーバーとなってしまう。しかたなく階段を使って降りるコナンたち。
下に降りてみると、目暮警部と話をする津川館長の姿が。警部によると、米花図書館の従業員である玉田和夫がおとといの夜から行方不明なのだという。几帳面な彼は帰宅前にこの図書館からいつも電話で奥さんに連絡していたのだが、一昨日の夜はそれがなかったため、勤務中に何者かに連れ去られたか、まだここにいる可能性が高いということだった。警部は図書館で殺されたと考え、くまなく操作させるも玉田さんの姿はどこにもなく、警部たちは引き上げていった。しかし、怪しく思ったコナンたちは、図書館が閉館するまでロッカーに隠れ、死体を見つけようと調査をはじめる…。
注目ポイント
・屈指のトラウマ回
感想
『ガキだと思ってなめんなよ! 館長さんよー!!』
トラウマ過ぎて、逆に覚えてませんでした(きっと記憶から抹殺したのでしょう)。今回は殺人自体にトリックは仕掛けられていないのですが、さてさて、死体はどこにあるのか…!?という死体探し回です。死体を探すなんて狂気の沙汰ではありませんが、探偵としては見過ごせないのでしょう。
デジタルリマスター版も放送され、現在でもトラウマ回として真っ先に名前があがるような事件ですが、大人になった今でも津川館長の狂いっぷりはいただけないですね。アニメのぬるっと登場し、目をぎらつかせている館長も、恐ろしさをより際立たせていますね(おかげであまり見れない回です)。電気をつけてしまった歩美ちゃん、歩美ちゃーん!って感じです!
津川館長の殺しの動機が分かったコナンたちですが、当の死体のありかがまだわかりません。その時の光彦の「スライスしてケースの中に…」発言がサイコパスすぎますね(アニメではカットされています)。
▼残念…その後20年以上コナン生活が続いています
▼この腰の折り方すら憎らしい(結末を知ってると)
▼狂気!!
▼狂気!!(別の角度から)
▼なにこのホラーゲーム(こういう構図が3ページほど続きます)
画像引用元:名探偵コナン10巻
以下ネタバレ
犯人…津川館長(みんな知ってる)
動機…麻薬の密輸を知られたから
おまけ…図書館から帰って、パイカルを持って阿笠博士の家に直行する。博士に経緯を説明し、その場で飲むも免疫ができてしまったようで、酔っぱらっただけという結果に。