2018/04/14
FILE
8巻 File.8 花嫁の悲劇
8巻 File.9 禁断のレモンティー！？
8巻 File.10 殺しの理由
テレビアニメ
シーズン1 第18話
メインキャラ
江戸川コナン／毛利蘭／鈴木園子／目暮警部
ゲストキャラ
松本小百合／竹中一美／松本清長／梅宮淳司／高杉俊彦
場所
教会
ストーリー
中学時代、3年間担任だった松本小百合の結婚式に招待されてやってきた蘭と園子、そして新一の代わりに出席したコナン。式が始まる前に小百合のドレス姿を見ようと新婦控室に向かった3人は、小百合の晴れ姿に思わず見とれてしまう。新一が来れない事を知り、残念そうな小百合だったが、コナンの姿を見てどこかであったことがあるかと問いかける。そんな二人をビデオで撮るのは、ビデオ係を任された蘭だった。
そこへやってきたのは、小百合の大好物であるレモンティーを買ってきた友人の竹中一美だった。一美は新郎の俊彦と前に付き合っていたという。その後も蘭たちの1年先輩の梅宮淳司や、小百合の父である松本清長警視が目暮警部とともにやってきた。まもなくして、ビデオの電池が切れかかっていることに気づいた蘭たちは、電池を買いに行くと言って出ていてしまった。控室に小百合と2人きりとなったコナンは、小百合から初恋の男の子の話を聞く。その子は新一にそっくりな駄菓子屋の男の子で、いじめられていた小百合をいつも助けてくれたという。そんな話をしている中、新郎の俊彦が控室に飛び込んできた。その後すぐ買い物から戻ってきた蘭と園子だったが、そろそろ時間となり、控え室を後にする。
しかし、控室を出た直後に何かが倒れる音がする。急いで音のした控室に戻ると、小百合が血を吐いて倒れていた。現場の状況から、レモンティーに毒が混入されていたとみて、控室に出入りした人物の中に犯人がいると推理する…。
注目ポイント
・松本警視初登場
・事件の3年後…
感想
『先生のドレスを血まみれにしたのは… あのヤローか！！！』
初恋の人に似てるからという理由で3年間いじめられていた新一。そんな彼をいじめていた担任を花嫁に選んだ物好きを見たいという理由で参加したコナン。普通の神経だったら中学の3年間いじめられていたら大嫌いになりそうですが、さすが新一です。大人としか言いようがありません。
そんな小百合の結婚式に集まった面々。松本警視、キザなヤロー、そこまでして復讐したいかという犯人、自分の元カレと結婚したと言うのに清々しいほど性格のいい友人（是非友達になりたい）、上司の娘の結婚式だからと出席した目暮警部。そして園子と蘭。
上司の娘の結婚式に参加するって一般的なのでしょうか。筆者の母は仲のいい友人の娘の結婚式に旅行がてら出席したのですが（娘とは特に仲良くない）、それくらいしか聞いたことありません。
結婚式はさておき、晴れ日、そして晴れ姿を無残な姿に変えてしまった事件が発生します。トリックも動機も明かされるまでさっぱりわかりませんでしたが、普段よりやりづらそうな目暮警部が印象的でした。
それにしても、3年後の小百合先生以外の人物がどうなっているのかが気になります。
▼before
▼after
▼4歳児くらいにしか見えないですね。27歳の若き中学教師をババァ呼びです
▼強面登場
▼初対面の年上に向かって散々な言い方です
▼衝撃の事実…
▼名探偵松本小百合
▼確かにそーだ…苛性ソーダ
画像引用元：名探偵コナン8巻
以下ネタバレ
犯人…高杉俊彦（花婿）
動機…20年前に味わった思いを松本清長にも味あわせるため。
20年前に松本が追っていた犯人の車が壁に激突したとき、俊彦の母は巻き込まれてしまった。その事に気づかなかった松本は、俊彦の救いの声を取り合わず、犯人を追って去ってしまった。その10分後に母は息を引き取ったという。
トリック…苛性ソーダの錠剤と溶けかけのカプセルを別々に入れて犯行時間を誤魔化していた。小百合が飲んでいた缶は、途中で同じレモンティーを飲んでいた園子の缶と取り違えていたため、犯行時間は小百合が倒れるまでの数分間に絞られ、錠剤の液状化を防ぐための密閉容器と乾燥材が廊下のゴミ箱に捨てられていたことから、自殺ではないと断定できる。よって数分間の間に控室を訪れ、毒を入れた後に廊下にでた俊彦が犯人。
3年後…俊彦が毒を入れた事を知りながらレモンティーを飲んだ小百合は一命をとりとめ、2か月後に無事退院。その3年後、初恋の人＝俊彦と無事結婚式を挙げる。
