2018/04/14
名探偵コナン(1) (少年サンデーコミックス) [ 青山剛昌 ] 価格:463円 |
FILE
File.1 平成のホームズ
メインキャラ
工藤新一/毛利蘭/目暮十三/ジン/ウォッカ
ゲストキャラ
岸田/ひとみ(友人A)/友人B/愛子(友人C)
場所
トロピカルランド
ストーリー
「日本警察の救世主」と言われる高校生探偵・工藤新一は、幼馴染の毛利蘭が空手の都大会で優勝したお祝いで、トロピカルランドにやってきた。
ジェットコースター型のアトラクション・ミステリーコースターの順番待ちをしている間、新一はホームズの話ばかり。今日を楽しみにしていた蘭は少しがっかり。いよいよ自分たちの番になり、コースターに乗り込む新一と蘭。その後ろで、同じコースターに強引に乗り込んできたのはいかにも怪しげな全身黒づくめの男二人組。新一はそんな二人に気づくことなく、コースターは発射します。
猛スピードで走るコースターが洞窟内に入った時、暗闇の中で新一の眉間になにか冷たいものが当たります。その直後に響く、「うげっ!!!」という不気味な声。洞窟を抜け、明るくなった視界に映ったのは、大量に吹き飛ぶ血と首を切断された真後ろの男性の無残な姿だった。
新一は容疑者を同じコースターに乗っていた7人に絞り、その場で推理をめぐらしあっという間に事件を解決します。
再びトロピカルランドを満喫しようとしたのも束の間、さきほど同じコースターに乗っていた黒づくめの男を見かける。ただならぬ雰囲気を纏う男が気になり、蘭に先に帰るよう伝えて一人で男の後を追います。その先で見たものとは、男が拳銃密輸の証拠フィルムを盾に行っていた大金との取引だった。取引に夢中になっていた新一は背後から迫るもう一人の男に男に気づかず、殴り倒されてします。朦朧とする意識の中くすりを飲まされ、そこで意識が途絶える…。
警備の声で目を覚ますと、小さくなった自分の姿が!その場から逃げ出し、自分の家を目指す…。
感想
「また難事件があれば、この名探偵、工藤新一にご依頼を!!」
「オレは探偵を書きたいんじゃない…なりたいんだ!! 平成のシャーロック・ホームズにな!!」
記念すべき第1話です。コナンファンでない方も、この1話は知ってる方が割といるかもしれませんね。新一のとっても短い活躍と蘭の角なしウェーブヘアー。警部の古株キャラっぷりにジンとウォッカの小物臭。なぜトロピカルランドに黒づくめの男二人でやってきたのか、そしてなぜコースターに乗ったのか…。2016年12月放送のエピソードONEで理由は簡単に述べられていましたがね。1話目にして少年誌だと思えないほどのむごい事件と、新一の蘭に対する「こんなのよくある」発言。サイコパスです。この頃の蘭ちゃんは、目の前に起こった事件にショックを受け、しばらく泣いています。今では考えられない乙女っぷりですね。ちなみに、事件を担当する刑事ですが、目暮警部以外は完全にモブです。目元が描かれていません。きっと高木刑事は赴任前で、佐藤刑事は非番なのでしょう。(白鳥刑事は劇場版で初登場します)
▼蘭ちゃんの器物損壊第1号
▼小物臭たっぷりのジンとウォッカ
▼ちょくちょく挟まれる唐突なラブコメと蘭ちゃんの角なしウェーブヘアー
▼ウォッカの壁ドン(ちがうか)
▼背後に迫る影(犯沢じゃないよ)
▼そしてご登場、我らがコナンくん(へ?)
画像引用元:名探偵コナン 1巻
名探偵コナン(1) (少年サンデーコミックス) [ 青山剛昌 ] 価格:463円 |