2018/04/14
2002年に放送されたシーズン7については、全41話中、殺人が発生しない回は14話ありました。シリーズものが多いですね。
※全シーズン分をまとめようとしましたが、思ったよりも数が多かったのでシーズン毎に分けてみました。
※ほのぼの度は完全なる主観です。
■シーズン7
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目次
第264話/265話:法廷の対決 妃VS小五郎
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・妃英理・九条玲子
あらすじ
蘭の母・妃英理に対抗するのは東京地検のエースであり、検察のマドンナと呼ばれる九条玲子。英理は、彼女が担当する事件の被告人弁護を引き受けることになった。コナンと蘭は、英理の秘書・栗山緑から事件の概要を聞き、容疑者のアリバイを証明するために協力すると申し出る。容疑者の元妻が経営する小料理屋で話を聞いていたところ、小五郎が来店してきた。事件のあった夜は、容疑者の他に小五郎が来店していたといい、アリバイの鍵を握るのは小五郎だと確信する…。
ひとこと
法廷の対決シリーズがここから始まります。このシリーズも大好きです。何故なら、毛利夫婦の喧嘩が見れるからです。小五郎の話を聞こうと、珍しく小五郎宅にいる英理。久しぶりの一家団欒かと思いきや、事件の話しかしてません。しかも秘書の栗山さんもちゃんと同席してます(一言もしゃべりませんが)。それに、小五郎の「だぁってろ!(訳:だまってろ)」と、居酒屋のママに対するナチュラルな「ママ(携帯)とって」が聞けます。そして検察のマドンナの初登場です。正直、マドンナ感はうすいですが、マドンナなんでしょう。こっちの秘書なのか部下なのか良くわからない男性が、忠実なしもべ感が出ていてなんだかいい感じです。
第273話:クイズ婆さん失踪事件
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団
あらすじ
この頃付き合いが悪いという歩美の事が気になり、公園に向かう歩美の後を付けるコナン、光彦、元太の3人。結局、歩美はお婆さんと捨て猫の世話をしていたと分かり一安心。子供たちは皆で猫の面倒を見るといい、翌日にまた会う約束をしてその場を解散する。次の日、約束の時間になってもお婆さんの姿が見えず、心配になったコナン達はお婆さんのアパートに向かう。ここでも応答はなく、郵便受けには昨日の夕刊からの新聞がたまっていたことから、お婆さんの身に何かが起こったと思い、捜索をはじめる…。
ひとこと
どうしてもお婆さんの安否が気になる歩美ちゃんを筆頭に、手あたり次第捜索する少年探偵団。今回も灰原さんはお留守番のようですね。きっと「歩美ちゃんが何をしてるかって?そんなの当人の勝手でしょ、余計なお世話はよしなさい」なんて言いそうですね、この頃は。物語ですが、お婆さんは自分の居場所を暗号で伝えます。暗号はとんと苦手な元太は、一生懸命頭をひねらす光彦に「がんばれ~!」と応援する係りに徹してます。かわいい。
第274話/275話:幽霊屋敷の真実
(ほのぼの度★★☆☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・新出先生
あらすじ
蘭は風邪の治療のため、小五郎とコナンと新出医院にいた。そこで出会った患者・音無芳一が自分の住むアパートにはお化けがでると言い、コナンたちを誘う。興味を持ったコナンたちがアパートに向かうが、いつの間にか全員が眠ってしまっていた。突然テレビに映った女の人の声に目を覚ました蘭は悲鳴をあげる。その後、窓の向こうに人魂や人の影を見たり、トイレの水が赤く染まったりと怪奇現象が相次ぐ。何かトリックがあるはずだと思い、コナンは犯人の意図を探る…。
ひとこと
相変わらず得体のしれない恐怖に対してはすこぶる弱い蘭ちゃん。新出医院で、幽霊話になったとたんに小五郎の腕にしがみついてます。普通はお父さん臭いなんて思春期真っ盛りの年ですが、毛利親子は完全に例外ですね、仲がよろしいようで何よりです。科学的に証明できないことなんてあるか、と相手にしない小五郎も、いざ自分が怪現象を体験すると、誰よりもビビるのがまたいいですね。さすが親子です。トリックが分かるとなんてことないですが、場所がボロアパートと、怪現象に動じない不気味な住民とあってなんだか奇妙な雰囲気の回です。
第276話:警察手帳紛失事件
(ほのぼの度★★★★★)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・高木刑事
あらすじ
公園で必死に何かを捜す高木刑事を目撃した歩美は、コナンと元太、光彦を連れてくる。警察手帳を紛失してしまった高木刑事は、昨日この公園で喧嘩をしていた男二人組に対し、止めさせようと警察手帳を見せたこともあり、この公園で落としたに違いないと必死で探していたという。喧嘩をしていたのは半崎という演歌歌手と、そのマネージャーの杉山という男だったのだが、半崎が偶然公園にやってきて自分も杉山も拾っていないという。コナンはそんな半崎の不可解な言動に、何かを隠していると確信する…。
ひとこと
高木刑事大好き少年探偵団です。私服の高木刑事のご登場です。原色のピンクのハイネックを着こなしています(こなしているのか?)。高木刑事に同情し、手帳探しに協力するも、途中から事件の方に夢中になる少年探偵団。そんな子供たちを見て、とうとう見捨てられたと木の棒を両手で持ったままがっくりしています高木刑事。かわいいですね。とことん愛されキャラの高木刑事が、いかに子供たちに好かれているかが現れている回ですね、今回は灰原さんも参加しています。
第289話/290話:迷いの森の光彦
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・阿笠博士
あらすじ
夏の風物詩のひとつ、ラジオ体操に顔を見せない光彦を心配し、光彦の家に向かうコナンたち。光彦の姉によると、少年探偵団の皆でキャンプに出掛けると言い笹団子をかばんにつめて出ていったという。コナンたちは光彦の居場所の手がかりを探ろうと聞き込みを開始する…。
ひとこと
光彦の自分たちが知らないプライベートが気になるコナン達。光彦の家に向かうと、出迎えたのは光彦の姉です。激似です。どうやら両親が二人とも教師らしく、言葉遣いには超厳しいそう。コナン「どうりで…」という感想には全く同意です。聞き込みを進めて、なんと群馬にきてしまいました(もちろん群馬県警のあのひとも登場)。山の方へ向かう姿を見たという情報を聞き、追跡メガネを使って光彦の所在を探ります。そこで出会ったのはまさかのあの人!皆さん覚えてましたでしょうか?わたしはうっすらとしか覚えてませんでした。帽子かぶってる光彦君、珍しいですね。
第294話/295話:愛と決断のスマッシュ
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・毛利蘭・毛利小五郎・鈴木園子
あらすじ
テニス大会に出場するため、熊本にやってきたコナンたち。会場近くで園子は落ちていた携帯を拾い、その瞬間に受信したメールを開くと「その子、会いたい!明日11時に待っている」と書いてあった。園子はメールの送信者に直接会うと言う。次の日の約束の時間、園子がトイレに行っている間に、近くにいた「その子」を待っているらしい男二人組が、誰かを殺すという会話が聞こえてきた。驚いた蘭に気づいた二人組は、蘭を気絶させて誘拐する。コナンは蘭を救い出し、犯人たちが企む殺人を阻止することができるのか…!
ひとこと
元太がテニス大会への切符を懸賞で手にしたらしいのですが、なぜだか保護者担当が毛利親子(と園子)です。少年探偵団たちの保護者の中で一番暇なんでしょうか。きっとそうなんでしょう。旅先の事件とあって、田舎ののどかな風景がよく出て来ます。そんな中テニスウェアを来た子供たちが蘭ねぇちゃんのために奔走します。かわいですね。この頃は「少年探偵団さんじょぉーう!」「おー!」の掛け声もだいぶ板についてますね。それからコナンから犯人へのどぎつい一発からの、探偵団の華麗な縛り上げ連携もスムーズです。というか、この子たち皆でテニス習ってたんですね。
第297話/298話:法廷の対決Ⅱ 妃VS九条
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
メインキャラ
江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎・妃英理・九条玲子
あらすじ
旅行の誘いに母・英理の事務所へやってきた蘭だが、検察のマドンナ・九条玲子の担当する事件の被告の当番弁護士を引き受ける事になり旅行へは行けないと断られる。裁判は、自信たっぷりの九条検事相手に苦戦。コナンと小五郎、英理は事件の真相を突き止めようと捜査を開始する…。
ひとこと
法廷の対決というか、毛利夫婦の絆シリーズです。この回でも小五郎のコナンに対する「だぁってろ!(訳:だまってろ)」が聞けます。なんだかんだ英理に協力する小五郎。しかしいまいち決められないおっちゃんを見かねてか、それともどうしても口を出したいのか、結局はコナンに持っていかれるんですけどね。それでもなんだか辻褄が通るのが小五郎のすごいところです。その処世術を見習いたいですね。
第301話/302話:悪意と聖者の行進
(ほのぼの度★★★☆☆)
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996メ
インキャラ
江戸川コナン・灰原哀・少年探偵団・阿笠博士・佐藤刑事・高木刑事・白鳥警部
あらすじ
東京スピリッツの優勝パレードを見にやってきたコナンと少年探偵団たち。郵便ポストの上に乗って撮影していたところを、変装していた佐藤刑事に注意される。そこへ同じく変装した白鳥警部もやってきて、本庁に送られてきたこのパレードを妨害するというFAXの捜査のためだという。そんな時、遅れてやってきた高木刑事の車が爆発する。コナンたちは光彦が撮影していたビデオを手掛かりに、捜査を開始する…。
ひとこと
この後のスペシャル回(304話)に繋がる話ですね。それにしても、高木刑事って一応イケメンの部類に入るんでしょうかね。サングラスがとってもお似合いです。でも彼の車でしょうか、爆発で完全におしゃかになってます。それをみて、まさか高木刑事…!と心配な子供たち。いつでも愛されてますね。一通り推理がまとまった探偵団達は、ちりじりに調査を開始し、探偵団バッチでやりとりをするのですが、その際の呼びかけ文句が個性的です。特に灰原さん…。
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